みなさま、こんにちは。みきです。
『信州/諏訪 霧ケ峰高原 別荘地 ビバルデの丘』
今日のビバルデブログへお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
令和6年 7月 17日 (水)
今朝 8:00の気温は20.3℃、お昼 12:00の気温は23.2℃
湿度55% 天候は晴れ/曇りです。
もうすぐこのあたりも梅雨明けでしょうか。
雨が多いと外を散策するのもなかなか大変ですが、その間にも植物は伸び次々とあたらしい花が咲いていきます。
今回は6月下旬~7月中旬にかけて見られた花の中からいくつか、これまでに紹介している花の色違いの種類をとりあげてみました。
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🌼白いイチヤクソウとピンク色のベニバナイチヤクソウ






どちらも林床にひっそりと生え、透明感のあるとても綺麗な花ですが、ベニバナイチヤクソウの方が数が少ないようです。
今年はイチヤクソウをたくさん見つけました。
🌼黄色いキツリフネと濃いピンクのツリフネソウ






ぶら下がった形が特徴的で、どちらも湿った場所を好む鮮やかな花です。
ピンクのツリフネソウの方は昨年、道路わきを埋め尽くすほど群生している場所も見かけました。
ツリフネソウは葉っぱの上、キツリフネは葉っぱの下に花が咲きます。
ちなみにこのツリフネソウの仲間は、鞘を触ると勢いよく弾けタネを飛ばす特徴があります。
とても面白いので、見つけたら試してみてください。
🌼シロニガナとニガナ



ニガナとシロニガナは一緒に咲いていることも多く、草の中に黄色と白が散りばめられてかわいらしいです。
数は黄色のニガナの方が多く見られます。
そのせいか、最近はほぼ同じ種類として分類されているようです。
こうして色違いの花を並べてみると、群生するものや数が多く見つかりやすいもの、
つまり主に見られる色の方にノーマルな名前がついていて、あまり見られない、少ない方に色名を
つけているのかな、と思えます。場所によって違いはありそうですが。
野山で観察し、改めて図鑑を開くと同じ形・よく似た形でも花の色が違うので異なる名前の付いた草花がたくさんあることがわかります。
さらによく見ると、色以外にも葉の形や花の付き方などに細かな違いがあって種類として違うことがわかり、間違い探しのようで楽しいです。