移住の決め手は?(別荘地の選び方 その3)

別荘地の選び方で、皆様は何を基準にされておりますか?
中には移住を前提に探されていらっしゃる方も多いかと思われます。

移住するなら全く初めての土地(今まで知らないところ)で暮らしたいと思う方も、いらっしゃる事でしょう。
仮に数十年にわたり生活をしてきた土地を離れ、いきなり見知らぬ土地へと移り住むのは、きっとハードルが高い事でしょう。

自分の事を例にとりますと、以前は神奈川に住んでおりまして、幼少期から親に連れられて長野県には頻繁に来ておりました。山登りでは白馬村や小谷村、家族旅行では霧ケ峰高原や清里高原などにも行っておりました。

今から25年以上前ですが、スキーがきっかけで長野県小県郡長門町(現 長和町)に訪れる事がありました。
自然豊かで美しい景色が気に入って四季を通じて長和町に訪れる事が多くなりました。
スキー場の周辺には多くのペンションや別荘があり、「静かで自然豊かな環境の中で生活がしたい」と思ったのが、移住を考えるきっかけになりました。
長和町には別荘を借りて生活している知人がいた為、そこにお邪魔しながら別荘地周辺の情報なども集め、最初に訪れてから2~3年後に神奈川から長野県に移住しました。
その時に思ったことは、移住には土地勘も必要なことなんだと思いました。

何故かと言いますと、土地勘ゼロの場所にいきなり移住するよりか、1年でも良いので下調べをして移住するのとでは違うと思うのです。良く行っていました別荘地周辺にはスーパーもなく、役所や病院のある場所まで距離にして約20㎞ で、逆に茅野市へ行った方がケースもあるようなところです。また夏場ならスムーズに行けたとしても冬場の事を考えますと非常に難しい場所でもありました。
住んでいる方は普段どこまで買い物はどこに行くのだろうか?みなさん仕事はどこまで通っているのだろうか?
などと考えますとトータル的に自分には難しいと判断しました。

そんな訳で移住先は良く行っていた別荘地ではなく茅野市内に決めました。

そして引越し時期を定めその半年くらい前からは地元の人が集まるような喫茶店に何度も通い、移住するにあたって色んな相談にも乗っていただいてました。

 * 喫茶店は色んな方が出入りし、様々な情報が入る素晴らしい場所だと思います。

自分の経験と比較した時、ここビバルデの丘は他のビーナスラインエリアにあります別荘地と比べますと、市街地まで約11㎞と言う近さで、車で走れば20分弱ですので便利な方だと思います。市街地まで行かれればスーパーや病院もあり、一見不便そうに思われるお客様もいらっしゃいますが、とっても便利な場所に位置しております。
今の諏訪周辺の街を見ましても、お店の数も自分が移住してきた時の倍以上もあり、生活には困らないよう便利になっております。
また気候も温暖化のせいでか、昔に比べてもそれほど寒くないので、冬も過ごしやすいと思います。

別荘地への移住を考えていらっしゃる方の多くは、住みなれた土地を離れ、新たな土地での生活と言うのは「ワクワク感」と「ドキドキ感」と「不安感」がセットになっていることでしょう。
漠然と移住だけでは直前になって「不安感」だけが大きくなってしまう事もありますが、事前に下調べをしておくだけでもスムーズな移住が出来るかと思います。

移住を考えていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、移住先の周辺にも目を向けて頂ければ楽しみも増す事でしょう!

今回は自分が体験した事を中心に書き出しましたが、みなさまの参考になれば幸いです。