みなさま、こんにちは。みきです🍇
『信州/諏訪 霧ケ峰高原 別荘地 ビバルデの丘』
スタッフブログへお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
令和7年 8月 23日 (土)
今朝 8:00の気温は 21.3℃、お昼 12:00の気温は24.5 ℃
湿度37% 天候は晴れです。
霧ヶ峰では朝から涼しい風が吹いています。
みなさまは「秋の七草」をご存知ですか?
立秋8月7日を過ぎ、暦の上では既に秋。夏休みも終わり、秋の花が咲き出しています。


秋の七草は「萩(ハギ) 桔梗(キキョウ) 芒(ススキ) 撫子(ナデシコ) 女郎花(オミナエシ) 葛(クズ) 藤袴(フジバカマ)」の7種類です。
春の七草の「せり、なずな~」のように五・七・五・七・七のリズムで繰り返すと覚えやすいですね。
萩、桔梗、芒、撫子、藤袴はビバルデの中でも見つけることができました。葛は少し標高が下がると見られます。川の土手などでもたくさん広がっている大きな丸い三つ葉の草が葛です。女郎花はまだ出会えていないので、生えていたらぜひ教えてください。(姿の似たハンゴンソウならたくさん咲いています🌼)

さて、今回は七草のなかでも、芒(ススキ)について。
春の七草ほど馴染みがなくても、ススキなら知っているという方は多いと思います。
芒(ススキ)は「尾花(おばな)」とも呼ばれ、万葉集に由来する秋の七草には尾花の名前で数えられるようですね。
ちなみに、河原などに生えているのはよく似た植物「オギ」の場合が多いです。

紅葉とともに秋の景色を彩る代表的な草ですが、実はその花が見られるのは8月なんです。

以前、当ブログにてササの花をご紹介しましたが、ススキも同じイネ科なので似た花を咲かせます。
(数十年に一度!笹の花 | 富士山・南アルプス・八ヶ岳の見える別荘地:諏訪 霧ヶ峰高原の別荘地ビバルデの丘)

穂の1本1本から垂れ下がった黄色の部分が花です。細かいフリンジのようでかわいらしいですね。
また秋が深まる頃のふわふわの穂のイメージが強いですが、今の時期は出たての穂がキラキラと光に反射してきれいです。


さて、きれいなススキも、時には注意が必要です。
先日こんなものを見つけました。

ススキの葉が一本、くるくると巻かれてチマキのような姿になっています。
これは「カバキコマチグモ」という毒蜘蛛の巣なんです。

日中は葉の家の中でじっとしていますが、夕方~夜になると外へ出て餌をとるそうです。
少量ではあるものの強い毒を持つ蜘蛛なので、見つけても触らないようにしましょう。
刺激しなければおとなしく、滅多に嚙むこともないそうですよ。
それにしても蜘蛛は本当に器用ですね。
秋の七草、ほかの花についてはまたの機会にご紹介します。お楽しみに。